公園・周辺の小動物

その他の小動物

○クモのなかま

オニグモ(クモ類)
体長、雄20mmくらい、雌30mm。日本全土に分布する。からだは、黒から褐色までの変化がある。人家の軒下や人家近くの野外に大きな丸網をはる。昼間は網のはしの軒下などにかくれている。8月末から9月に木の幹や軒下、板べいなどに灰褐色の糸でくるんだ卵のうをつける。翌年の7月から8月頃成熟する。

 コガネグモ(クモ類)
体長、雄5mm、雌20〜23mmで、圧倒的に雌が大きい。腹部の3本の黄色の帯が途中で途切れず目立つ。わりあい低いところに丸網をはり、X字状のかくれ帯をつけることが多い。刺激をうけると網をゆする習性がある。1000個あまりの卵がはいった卵のうをつくる。

ジョロウグモ(クモ類)
体長、雄8〜10mm、雌30mmくらい。丸網をはるが、その前後に不規則に糸をわたし、全体として三重の網をつくる。10月から11月に産卵し、翌年9月から10月に成熟する。腹部の形や斑紋は変化が多い。

 ナガコガネグモ(クモ類)
体長、雄10mm、雌20〜25mm。北海道以南に分布する。地上50cmくらいの草間に網をはる。腹部は細長く黄色と黒のしま模様がある。

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