公園・周辺の樹木


○モクセイ科

キンモクセイ
常緑小高木 雌雄異株 樹高4-6m 花期9-10月 用途:庭木、公園樹

秋の初め濃緑の樹冠いっぱいにオレンジ色の花をちりばめ、強い芳香を放つ。この時期だけ町の至る所にキンモクセイが植栽されていることに改めて気付き、秋の深まりを感じさせてくれる。当年枝に開花するため、春遅く刈り込むと花を付けなくなる。栽培剪定は花後年内に行うとよい。原産地の中国から雄株のみが渡来したので国内では果実を見ることはない。

ネズミモチ
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常緑低木 樹高2-5m 花期6月 果期11月 分布:関東地方以西〜沖縄
用途:庭木、生け垣、公園樹、街路樹

白い花を数多く咲かせ、秋には紫黒色の果実がつく。刈り込みに耐え、公害にも強いので道路沿いに多く植栽されている。名前は果実がねずみの糞に似ていて葉がモチノキに似ていることに由来する。

ヒイラギモクセイ
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常緑小高木 雌雄異株 樹高4-7m 花期9-11月 用途:庭木、公園樹 

ヒイラギとギンモクセイの雑種とされるが、原産地は不明。雌雄異株だが、日本には雄株しか知られていない。花は芳香があり庭木、公園樹として植栽される。葉の縁にトゲ状の鋸歯がある。

レンギョウ
落葉低木 樹高2-3m 雌雄異株
花期3-4月 果期10-11月 
用途:庭木、公園樹、花材、漢方薬

春の訪れを告げるように、葉に先立ち、こんもりと茂る枝一面に多数咲いた黄色い花は見事である。直立する枝と下垂する枝があり、下垂する枝は接地部から容易に発根する。
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