水辺や水中の動植物

魚類・両生類

○カエルのなかま

ウシガエル(カエル類)
1918年にアメリカから食用に日本に移入された。そのため、通称食用ガエルの名で知られている。各地で養殖されていたものが、逃げて現在の分布を広げている。美崎公園の新川には多数生育している。ウォー、ウォーとウシのような鳴き方をするのでこの名がついている。日本最大のカエル。オタマジャクシで越冬する。成体は暗い緑色で、鼓膜が大きく、水かきが発達する。背中に隆条がない。鳴き袋はない。

トノサマガエル(カエル類)
近年、トノサマガエルの生育が減少しているが、美崎公園の水域にはまだまだトノサマガエルのすがたを確認できる。成体は黄緑色で黒色の斑紋がある。また、鳴き袋が左右にある。足のかかとがくっつく。黒色の斑紋が多数有り、その縁がぎざきざであることや斑紋と斑紋がくっつきあったりしていることが特徴。

ニホンアマガエル(カエル類)
日本ではいちばん小さいカエルである。 このカエルが「クワッ、クワッ、クワッ」と鳴き出すと雨が近いといわれるなど、アマガエル(雨蛙)の名で親しまれているカエルである。前足、後ろ足ともに指先がふくらんで吸盤状になっていて、ものにつかまりやすくなっている。生育場所でまわりの影響を受けて、からだの色がさまざまに変化するのが特徴でもある。

TOPへ