公園・周辺の野草

離弁花類

○アカバナ科

アカバナユウゲショウ
多年生。道ばたや草地に生育する。美崎公園の美崎山(築山)の一角に出現する。アメリカ大陸原産の帰化植物。かつて鑑賞用に栽培されていたものが野生化したものと思われる。花期は5月〜9月。淡紅色の花をつける。漢字では「赤花夕化粧」と表記される。

アレチマツヨイグサ
越年生。河原、荒れ地、空き地などに群がって生育する。ヨーロッパ原産の帰化植物。花期は7月〜9月。茎の上部に多数の黄色い花を開く。花は夕方開いて、翌朝にはしぼむ。このため「月見草」の名で呼ばれることがある。

オオマツヨイグサ
越年生。河原、荒れ地、空き地などに生育する。北アメリカ原産の帰化植物。花期は6月〜8月。名前のとおり、マツヨイグサのなかまでは大型で、花もいちばん大きい。

コマツヨイグサ
越年生。空き地や荒れ地などに見られる。北アメリカ原産の帰化植物。茎は根元で分枝し、地面をはうように伸びる。先端部で斜上する。名前の通り、花はアレチマツヨイグサより小さい。

チョウジタデ
一年生。水田、田のあぜなどにごく普通に見られる。茎が赤味を帯び、葉がタデのなかまに似る。また、花のつくりが丁の字に似ることからこの名がついている。タデのなかまではない。花期は8月〜10月で、葉腋から一個ずつ黄色い花をつける。

ヒレタゴボウ
一年生。水田のあぜや湿地に生育する。北アメリカ原産の帰化植物。茎は直立し分枝する。葉は無柄でひ針形。基部は茎について翼の形状になるのが特徴。花期は8月〜10月で花弁4枚の黄色い花をつける。果実には4枚のがく片が明瞭に残る。アメリカミズキンバイの別名がある。

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