公園・周辺の野草

離弁花類

○カタバミ科

イモカタバミ
多年生。人家の庭先や道ばたに生育する。南アメリカ原産の帰化植物。イモ状の塊茎があり、小さい芋ができこれでふえる。ムラサキカダバミに似て混同されやすいが、おしべの葯の色が黄色で、花の中心部が濃い紫色であることで区別が付く。花期は6月〜7月。

カタバミ
多年生または一年生。人家の周り、空き地、畑地などにごく普通に見られ、地上をはうように生育し、踏みつけにも強い。葉は長い柄を持ち、3枚の小葉からなる。花期は5月〜10月で、葉のわきから細長い柄を出し、数個の黄色い花を咲かせる。花弁、がくは5枚。果実は熟すると種子を勢いよくとばす。全体が赤紫がかったものもある。

ムラサキカタバミ
多年生。道ばた、人家の庭先や庭園などによく見られる。南アメリカ原産の帰化植物。はじめは観賞用に栽培されていたものが野生化地下に球状の鱗茎があり、多くの子球をつくって繁殖する。葉は3枚の小葉からなり、すべて根出葉。花期は冬場を除き通年。花茎を伸ばし、淡紅色のきれいな花を数個つける。

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