公園・周辺の野草

離弁花類

○ケシ科

タケニグサ
多年生。荒れ地に見られる。切ると黄色の汁がでる。茎は円柱形で中空。葉は大きい卵形で縁に大きな切れ込みがある。葉の裏面は白い。茎の先に大形の円錐形の花序をつくり、小さい花を多数つける。花期は6月〜8月。

ナガミヒナゲシ
越年生。荒れ地、道ばたなどに見られる。栽培されているものが野生化しているのか、近年、守山市内でもあちこちで見かけるようになった。ヨーロッパ原産の帰化植物。秋から冬にかけて芽生え、花期は4月〜5月。朱色の大形の花を咲かせる。観賞用に植えられていることが多い。果実が無毛で細長いことから、この名前がついている。栽培してもよいケシのなかまである。

ムラサキケマン
越年生。やぶ陰や林縁に見られる。茎は直立する。葉は細かく分かれた複葉で、小葉には深い切れ込みがある。花期は4月〜6月で、茎の先に総状の花序をつける。花は紫色で、細長い筒状の唇形花である。

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