公園・周辺の野草

シダ植物

○トクサ科

イヌスギナ
湿った荒れ地や田んぼのまわりなどに群生する。スギナのような胞子茎はつくらず、スギナの栄養茎にあたる普通の茎の先に胞子のできる穂がつく。

スギナ
多年生。荒れ地、土手ののり面、道ばたなどに群生する。長い地下茎が横に伸び、節々から芽を出して生長する。春にすがたを見せる「つくし」はスギナの胞子茎で、その後、すがたを見せるスギナは栄養を営むための栄養茎である。つくしの先につく穂には胞子をつくる胞子のうがあり、成熟すると緑色の胞子をとばす。

トクサ
地下茎をもち、地下茎から茎が直立する。茎はスギナのように枝分かれしない。茎は堅く、縦に筋がありざらつく。昔、ものを磨くのにこの茎を使ったことから「砥草」と呼ばれる。茎の先には、楕円形の胞子穂をつける。観賞用として栽培されることもある。

TOPへ