公園・周辺の野草

単子葉類

○イグサ科

多年生。水辺の湿地に生育する。種子、地下茎で繁殖。地下茎から円柱状の細い茎を密生し、大きな株になる。葉は茎の下部に鞘状につくが目立たない。花期は6月〜8月。茎の先端から包葉が茎を延長する形で伸び、茎の先端に穂をつける。

クサイ
多年生。やや湿った空き地や田畑のまわりの道などに見られる。人の踏みつけるようなところに多く見られる。茎は細く、根元から数本立ち上がる。葉は細く線形で基部で茎をまく。花期は6月〜9月。茎の先に細長い包葉がつき、そこから枝がでて穂をつける。

コウガイゼキショウ
多年生。湿地に普通に生育する。茎は細くて平たく、そう生する。花期は6月〜7月で、茎の先端部に2〜3回分枝し、数個ずつの小さい花を頭状につける。

スズメノヤリ
多年生。日当たりのよい空き地、草地に見られる。葉は線形で、先はとがる。縁に白毛を密につける。葉の基部は葉鞘となり、茎をまく。花期は3月〜5月。茎の上部に細い包をだし、その頂に多くの花が集まった頭状の穂をつける。この穂の様子を大名行列の毛槍に見立ててこの名がついている。

ハナビゼキショウ
多年生。湿り気のある草地で見られる。守山市内では、湖岸の草むらに群生している。茎の先に穂を形成し、数個の小さい花を頭上につける。花期は6月〜7月で、赤褐色で目立つ。

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