公園・周辺の野草

単子葉類

○ヒガンバナ科

タマスダレ
南アメリカ原産の園芸種で、地下の鱗茎で増える。夏から秋に白色の花を咲かせる。レインリリーの別名で呼ばれる。鱗茎には有毒成分を含む。本来、栽培種であるが、近年、守山市内のあちこちで野生化しているものを見かけるので紹介した。

ヒガンバナ
多年生。田んぼのあぜ道などに見られる。地下に楕円形の鱗茎があり、秋に葉を出し、春には葉は枯れ、花の咲く頃には葉はない。ヒガンバナの特性を「葉見ず・花見ず」といわれるのは、花の咲く頃には葉がなく、葉が茂るときには花がないことを意味している。9月に太い円柱形花茎を出し、お彼岸の頃に花を開く。花期は9月。鱗茎に有毒成分を含む。近年、ヒガンバナの園芸品種が市販されている。

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