○守山市人権擁護推進員設置要綱
平成20年2月20日
守山市告示第25号
(設置の目的)
第1条 同和問題をはじめとする人権問題の解決等地域における人権擁護活動を強化するため、人権擁護委員の活動に協力する制度として、守山市人権擁護推進員(以下「推進員」という。)を置く。
(定数)
第2条 推進員の定数は、14人以内とする。
(任命等)
第3条 推進員は、市長が委嘱し、その任期は3年とし、再任を妨げない。ただし、欠員が生じた場合における補欠推進員の任期は、前任者の残任期間とする。
2 推進員は、無報酬とする。
(活動範囲)
第4条 推進員の活動範囲は、本市の行政区域内のうち、定められた担当の区域において、活動を行うものとする。ただし、特に必要がある場合においては、その区域外においても活動を行うことができる。
(職務)
第5条 推進員の職務は、次のとおりとする。
(1) 自由人権思想に関する啓発および宣伝をすること。
(2) 民間における人権擁護運動の助長に努めること。
(3) 部落差別等人権侵犯事件につき、その救済のため情報を収集し、人権擁護委員または関係機関もしくは団体への連絡等適切な処置を講ずること。
(4) 人権擁護委員と連携し、地域における人権擁護活動に努めること。
(5) 前各号に掲げるもののほか推進員は、守山市まちづくり人権教育推進協議会の人権擁護活動部会に属し、人権擁護の推進に努めること。
(服務)
第6条 推進員は、常に人格および識見の向上ならびにその職務を行う上に必要な知識および技術の修得に努め、積極的態度をもってその職務を遂行するものとする。
2 推進員は、職務上知り得た個人の秘密を他に漏らしてはならない。退いた後も同様とする。
(解嘱)
第7条 市長は、推進員が次の各号のいずれかに該当するに至ったときは、これを解嘱することができる。
(1) 職務の遂行に支障があり、またはこれに堪えない場合
(2) 職務を怠り、または職務上の義務に違反した場合
(3) 推進員としてふさわしくない非行のあった場合
2 前項の規定による解嘱は、当該推進員に解嘱の理由が説明され、かつ、弁明の機会が与えられた後でなければ行うことができない。
付則
この告示は、平成20年4月1日から施行する。
付則
この告示は、令和4年10月1日から施行する。