(趣旨)

第1条　この要綱は、守山市電気自動車軽トラック(以下「EV軽トラ」という。)を、公務に支障のない範囲においてボランティア活動等を行う団体に貸し出すことについて、必要な事項を定めるものとする。

(使用の範囲)

第2条　EV軽トラは、次の各号のいずれかに該当する場合に貸出しを行うことができる。

(貸出料)

第3条　貸出料は、無料とする。

(使用許可の申請等)

第4条　EV軽トラを使用しようとする者または使用の許可を受けた事項を変更しようとする者(以下「申請者等」という。)は、使用すべき日の3月前の月の初日から前々日までの日に、守山市電気自動車軽トラック使用(変更)申込書(別記様式第1号)に運転手の免許証の写しを添付し、市長に申請しなければならない。ただし、守山市の休日を定める条例(平成2年条例第1号)に規定する日は除く。)

(使用許可)

第5条　市長は、守山市電気自動車軽トラック使用(変更)申込書を受理したときは、その内容を審査し、守山市電気自動車軽トラック使用決定通知書(別記様式第2号)により、申請者等に通知するものとする。

(使用の中止等の届出)

第6条　申請者等は、EV軽トラの使用許可後において、EV軽トラの使用を中止するときは、守山市電気自動車軽トラック使用取消届出書(別記様式第3号)を市長に提出しなければならない。

(使用の制限)

第7条　市長は、EV軽トラの貸出しに際し、次に掲げる条件を付する。

(使用許可の取消し)

第8条　市長は、次の各号のいずれかに該当する場合は、使用許可を取り消すことができる。

(鍵等の受取)

第9条　運転手は、EV軽トラを使用するときは、使用する日(以下「使用日」という。)にEV軽トラの鍵および運転日誌(以下「鍵等」という。)を次表の左欄に掲げる使用日に応じ、右欄に掲げる受取時間ごとに、市が指定する場所から受け取らなければならない。

(EV軽トラの返却)

第10条　運転手は、EV軽トラの使用後、清掃を行った上で、指定された場所に返却しなければならない。

(運転手の責務等)

第11条　運転手は、法令を遵守し、安全運転をしなければならない。

(交通事故等の処置)

第12条　運転手は、交通事故が発生したときは、事故の大小にかかわらず法令上の処置を取るとともに、直ちに次に掲げる順序により事故処理をしなければならない。

(き損または亡失の届出)

第13条　第5条の規定により、EV軽トラの使用の許可を受けた者(以下「使用団体」という。)は、EV軽トラをき損し、または亡失したときは、直ちに、守山市電気自動車軽トラックき損等届出書(別記様式第4号)により市長に届け出なければならない。

(賠償責任)

第14条　使用団体の代表者は、EV軽トラをき損し、または亡失したときは、その責任において現状に復し、または市に対し損害賠償をしなければならない。

(補則)

第15条　この要綱に定めるもののほか車両管理および安全運転については、守山市公用車使用基準(昭和44年訓令第4号)の規定を準用する。