植物性のプランクトンで、いろいろな水域でごく普通に見られる。ぬるぬるした緑色のきわめて細い糸状の藻類。肉眼でも観察できるプランクトン。細胞は細長い円筒形で、細胞が一列に連なって一本の糸状になっている。細胞のなかの葉緑体はらせん状に巻いている。 |
植物性のプランクトンで、網目状の群体をつくる藻類。袋状の網の形をしていて、英名では「ウオーター ネット」と呼ばれる。網の1目は数個の細胞からできていて、5角形または6角形の網籠(かご)のようになっている。この状態は肉眼でも観察できる。 |
北アメリカ原産で、日本へはウシガエル(食用ガエル)の餌として、1930年ごろに神奈川県に移入されたのが始まり。強い生活力で生息場所を広げ、現在では北海道をのぞく全国各地に見られる。5対の歩脚を持ち、うち1対は大きなはさみ脚になっている。腹部には5対の歩肢がある。頭部の先端には、角状の額角と大小2対の触角がある。 |
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美崎公園の水域には、大型の動物性プランクトンであるミジンコ類やケンミジンコ類を観察できる。小さい甲殻類のなかまで、小さい植物プランクトンを食べて生活している。小魚の餌になる大事なプランクトンである。 |
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