○ネンジュモ科

イシクラゲ

地面にぬるぬるした緑褐色の寒天状の群体を形成する。コンクリート上に生育することもあり、いたるところで観察できる。乾燥すると黒っぽくなり、ぱりぱりのかさぶた状になる。陸生の藍藻類の一種で、顕微鏡で観察すると、細胞が数珠のように連なった念珠藻が詰まっているのを見ることができる。気味悪いものとして扱われるが食べることもでき、一度手にとって観察してほしい植物である。