(設置)

第1条　市民の誇るべき歴史遺産である国史跡の伊勢遺跡を保存し、次世代に継承するとともに、歴史学習の拠点および市民の憩いの場を提供することを目的として、守山市伊勢遺跡史跡公園(以下「史跡公園」という。)を設置する。

(名称および位置)

第2条　史跡公園の名称および位置は、次のとおりとする。

(施設)

第3条　史跡公園に次に掲げる施設を置く。

(職員)

第4条　史跡公園に所長その他必要な職員を置く。

(管理および業務)

第5条　史跡公園は、守山市教育委員会(以下「教育委員会」という。)が管理し、次に掲げる業務を行う。

(開館時間等)

第6条　遺構展示施設および管理棟の開館時間は、午前9時から午後5時までとする。

(施設使用料等)

第7条　史跡公園の入園および施設の使用は、無料とする。

(行為の禁止)

第8条　何人も教育委員会の許可なく史跡公園において次に掲げる行為をしてはならない。

(使用の許可)

第9条　史跡公園内の施設(管理棟を除く。)の全部または一部を独占して使用しようとする者は、教育委員会規則で定めるところにより、あらかじめ教育委員会に申請し、使用の許可を受けなければならない。この場合において、教育委員会は、史跡公園の管理上必要があると認めるときは、使用の許可について、必要な条件を付すことができる。

(使用の不許可)

第10条　教育委員会は、次の各号のいずれかに該当するときは、史跡公園の使用を許可しないものとする。

(使用許可の取消等)

第11条　教育委員会は、史跡公園施設の使用の許可を受けた者(以下「使用者」という。)が次の各号のいずれかに該当するときは、使用の許可を取り消し、使用の条件を変更し、もしくは使用を停止し、または退去を命じることができる。

(目的外使用等の禁止)

第12条　使用者は、史跡公園施設の使用の許可を受けた目的以外の目的に使用し、または史跡公園施設を使用する権利を譲渡し、もしくは転貸してはならない。

(原状回復の義務)

第13条　使用者は、その使用を終了したときは、直ちに施設および設備を原状に回復し、返還しなければならない。

(使用者等の損害賠償)

第14条　使用者および利用者は、故意または過失により史跡公園の施設、設備、備品等を破損し、滅失し、汚損し、またはき損したときは、その損害を賠償しなければならない。ただし、教育委員会が特にやむを得ない理由があると認めるときは、その損害額を減額し、または免除することができる。

(免責)

第15条　この条例またはこの条例に基づく規則の規定による処分によって生じた損害については、本市は、その責めを負わない。

(委任)

第16条　この条例に定めるもののほか、史跡公園の管理および運営について必要な事項は、教育委員会が規則で定める。