BIWAICHI MORIYAMA

ビワイチの
楽しみ方

FASHION

ショップスタッフさんに聞きました!
ビワイチ・サイクルコーディネート

ビワイチを始めるのに、どんな服装で挑めばいいの?普段着でいいのか、それとも特別に揃えないといけないのか。
そこで守山市内にあるサイクルショップのスタッフさんに、お悩みをぶつけてみました!おすすめコーディネートは?

自転車選手のようなジャージは必要?


お悩み
自転車選手のようなピチピチのジャージは必要ですか?カフェにも入りたいのですが…

Anser
普段着感覚で着られるウェアはいかがですか?自転車対応の機能性もバッチリですよ!

カジュアル系体温調節機能付きウェアを重ね着!

自転車の走行は、有酸素運動と言えるほど運動強度があります。そのうえ基本は屋外で走行するため、体調が天候に左右されやすい点も特徴です。
つまり気温が高くなる初夏から晩夏にかけてはもちろん、少し肌寒い初春や晩秋でも、長時間自転車に乗ると全身が温まり、意外と汗をかきやすいのです。

そのような環境では、汗や衣類にこもった湿気・熱気が体を冷やす原因に。体が冷えると体調を崩しやすくなるため、速乾性や通気性の高いウェアの着用が大切です。

雨風から体を守る防寒機能も必要です。ですから、ビワイチを始めとしたロングライディングでは、速乾性・通気性のよいウエアに、防寒対策用のインナーやジャケットを重ねて着るといったスタイルが適しています。汗をかいたら1枚脱ぐ、寒く感じたら上着を着る…天候や体調に合わせてこまめに体温調節することが、快適なライドに繋がります。

とは言っても、本格的なジャージは初心者には気恥ずかしいもの。自転車を降りた時でも、不自然でない格好で入店したいですよね。

そんな「自転車を降りてからの大切な時間も無駄にしない」をコンセプトに掲げ、普段着と変わらず着用できるサイクリングウェアを提供しているのが、アメリカ発のブランド「CLUB RIDE(クラブライド)」。

カジュアルかつスタイリッシュなデザインでありながら、優れた速乾性と通気性、快適な伸縮性、高い耐久性を兼ね備えたウェアは、熱烈なマウンテンバイカーが創業したとあって、まさにサイクリストにぴったりです。

伸縮性、撥水性、耐久性バッチリのロングパンツもおすすめ

足全体を保護するロングパンツもオールシーズン使えて便利です。CLUB RIDEの「FAT JACK」(13,200円)は、ストレッチ性と撥水性を備えた二重織り生地で動きやすさを追求。さらには、サドルと太ももが当たる部分にタフなキャンパス生地を採用したり、開けたままにすると通気口にもなるジップポケットを付けたりと、何の変哲もないパンツに見えて機能性抜群のスグレモノです。

この方に聞きました!
ジャイアントストア

店長 佐藤さん、スタッフ 新野さん

親子コーデは可能?


お悩み
子どもと一緒にビワイチに挑戦してみたいです。親子コーデ、できたらいいな♪

Anser
おそろいのウェアをご用意しています。キッズ用の安全アイテムも併せてご利用ください。

おしゃれな親子コーデに、体の保護と動きやすさをプラス!

子どもと一緒のビワイチは、家族みんなにとってかけがえのない思い出になること間違いなし。だからこそ、普段とは違う特別な装いで楽しく安全に走破したいですよね。

キッズ用のバイクをはじめ、バイク用アイテムも広く扱うスクアドラでは、オリジナルTシャツやウェアを、大人用と子ども用それぞれに用意しています。同店のスローガン「HAVE FUN!」に、店内のイメージと琵琶湖を組み合わせたデザインは、年齢や性別を問わないユニセックス。おしゃれな親子コーデを演出できますよ。

おそろいを着る時は「体の保護」と「動きやすさ」にも注意を。子どもの脚力では自転車のスピードは出にくいため、体温調節用のインナーまで揃える必要はありません。ただし女の子もズボンを選ぶなど、動きやすさを重視しましょう。
そして親子ともに、身を守るヘルメットとグローブは必ず着用を。加えて、蛍光色や反射素材も身に着けて体を目立たせると、より安全に走行できます。蛍光色は琵琶湖の青色と反対色の黄色やオレンジ色がベストです。

同点で自転車を購入した人には、より安全性を高めるためのサービスとして、ブレーキワイヤーをステンレスワイヤーに無償で交換しています。交換する部品は、高品質で知られる世界的な自転車のパーツメーカー「シマノ」製。子ども用自転車の場合は、ワイヤーの色も8色から選べるので、ウェアとコーディネートしたり、あえて目立つ色に変えてポイントカラーにするなど、自転車のボディカラーとの組み合わせも楽しめますよ。

子ども用のプロテクターは必ず揃えよう

子どもの服装は普段着の延長でOKですが、ひじ、ひざ、手を守るプロテクターは必ず付けてあげましょう。
ひじ、ひざのプロテクターは転倒した時のケガ防止に。そして手は、長時間ハンドルを握るために汗をかくので、滑り止め用として必要です。また、ライディングによる自転車の振動は、ハンドルを握る手にダイレクトに響くもの。振動は思っている以上に疲れに直結するため、疲労を和らげるために、写真のようなクッション付きがおすすめです。

この方に聞きました!
バイシクルショップ スクアドラ 滋賀 守山

店長 涌本さん

最初に必要な自転車用グッズは?


お悩み
自転車用グッズは色々あるけど、最初から全部買わなきゃダメですか?

Anser
始めから揃えなくてもOK.初心者さんはこの3点だけは必ず揃えてくださいね!

ヘルメット、ライト、お尻パッドは必須アイテム

道路交通法により自動車と併走することの多い自転車は、長時間走るための快適性と安全性が何より大切です。

ロードバイクやクロスバイクの多くが、ママチャリと比べてサドルのクッションがあまりないため、初心者は長時間漕ぎ続けるとお尻が痛くなりがちです。「お尻が痛くて走るのをやめた」ビワイチ初心者の話も実際に聞きますので、装着しておくとビワイチ後半の走りやすさに差が出ますよ。

ヘルメットとライトは、安全な走行に欠かせません。ロードバイクやクロスバイクで転倒すると、走行中の姿勢によりとっさに手を動かせないため、上手に頭を守れない可能性があります。そのために、ヘルメットは転倒時の頭部を守るために絶対に必要です。
価格は5,000円~3万円くらいまで幅がありますが、初心者は7,000円~8,000円程度の、軽くて強度のあるタイプがおすすめです。頭のサイズに合わないと快適に走れなくなるので、お店でフィッティングしてから決めましょう。

ライトは「昼間に走るからいらない」と思っていませんか?昼夜関係なく、走行中はライトをつけましょう。と言うのも、ライトの点灯は事故を防ぐためにとても重要なのです。
国家公安委員会から交通事故調査・分析の指定を受けている財団法人「交通事故総合分析センター」によると、自転車と自動車の事故で最も死亡率が高いケースは、暗い時間に走行中の自転車が、自動車から追突される場合です。しかも追突事故の多くが、自動車のドライバーが自転車の存在を見落としたために起きています。

すなわち、自動車運転者から見て自転車を見つけやすくすることが、事故を起こさないためのポイントです。ですから自転車には前と後ろにライトを付けてください。今はUSBの充電するコンパクトタイプもあり、簡単に取り付けができますよ。自転車の存在をアピールすることが目的なので、点滅タイプでもOKです。後ろのライトは、警告を示す赤色で目立たせましょう。

手軽に始められるからこそ、トラブル対応にも気を配って

自転車に乗ればすぐに始められるのがビワイチのいいところ。でも、手軽だからといって無計画ではトラブルに対応できません。
例えばパンクした時はどうするべきか?ショップにはタイヤの修理キットを販売しているので、ビワイチのような長距離走行の時は携帯を。使う時にコツがあるので、できるだけ実店舗で購入して使い方を教えてもらいましょう。当店ではマンツーマンでパンクの修理講習会を行っていますよ。

この方に聞きました!
LOKO Bicycle

店長 保田さん

もっと自転車を安全に楽しむ方法は?


お悩み
自転車に慣れてきた!もっと安全に楽しむための方法はありますか?

Anser
荷物を軽量化しましょう。安全を確保しながらより軽快に走れますよ。

コンビニで調達できるものは持たなくてOK。でもチューブは携帯しよう

初心者さんは、今まで経験したことのないトラブルに対応しようとして、あれもこれもと携帯してしまいがちですよね。でもビワイチに慣れた中級者さんなら、どのような時にどのような対処が必要かは、お分かりですよね。
であれば必ず必要なアイテムだけを持参し、荷物を極力少なくしましょう。荷物が少なくなると車体も軽くなり、より安全に走行できますよ。

もしも、持っていかなくてもよいアイテムが必要になった時は、コンビニやスーパーで手に入れましょう。例えば空腹時用の食料や、絆創膏などの衛生用品、予備のドリンクなどがそれに当たります。

なぜなら、ビワイチのルート上にはコンビニが点在しているので、欲しい時にすぐに購入できるからです。また、滋賀県を本拠地とするスーパー「平和堂」でも、コンビニ以上の品揃えで欲しいものが見つかりますよ。

ただしチューブは2種類あるため、同じ種類を店頭で購入できるとは限りません。できれば自分用のチューブは必ず携帯し、同行者がいる場合は、同行者の分も持参する余裕があると安心して走行できますね(平和堂を利用する場合は事前に店舗へ確認を!)。

ビワイチを途中で断念した時は「輪行袋」を使おう

例えば自宅から遠く離れた場所で、チェーンが外れたり転倒するなどのアクシデントで走れなくなったとしたら、どのようにして帰りますか?そんな時に「輪行袋(りんこうぶくろ)」があると大変便利です。

輪行袋とは、鉄道などの公共交通機関に自転車を持ち込むための袋のこと。自転車を分解する必要があるので手間はかかりますが、走れない自転車を歩きながら持ち帰ることを考えれば、はるかにラクですし精神的な負担も軽くなりますよ。

滋賀県内には、琵琶湖の南から東回りに北へ走るJR琵琶湖線と、琵琶湖の西から北へ走るJR湖西線のほか、私鉄でも大津には京阪電車、米原から甲賀や近江八幡まで近江鉄道、信楽には信楽高原鐵道が走っています。
輪行袋を持って乗車する場合、JR西日本の車両は手回り品料金として1個につき290円がかかり、近江鉄道は無料(運賃のみ)で利用できます。

輪行袋の価格は、メーカーによってバラつきがあるものの、およそ5,000円~10,000円が相場です。備えあれば憂いなし。ビワイチを安全に快適に走れる対策もお忘れなく。

この方に聞きました!
キヨシ商会

店長 南平さん

思いたったらビワイチ

初心者からリピーターまで、みんなが楽しんでいるビワイチ。
あなたもビワイチで爽快感・達成感を感じてみませんか?少しでも興味がある人は、『準備の仕方』をご覧ください。ビワイチするための準備は、思ったよりも簡単です。

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